日本 vs サウジアラビア

大会:FIFAワールドカップ アジア最終予選

結果:日本 0-1 サウジアラビア

場所:テレビ観戦


前回のオーストラリア戦で、ファンもマスコミもそして選手自身も、ハリルホジッチ監督のやりたいサッカーがハッキリと見えました。


そして早くも壁にぶち当たったハリルホジッチサッカー。22度の気温と高いモチベーションがあれば、90分のハードワークも続けられますが、33度の猛暑では前半だけで精一杯。明らかに足が止まった後半は、守備にも攻撃にも距離ができてしまいました。


ワールドカップ開催地のロシアは涼しい気温が予想されますが、連戦が続くハードスケジュール。「これではもたない」と本田選手が指摘した課題が、早くも表面化することに。


チャンスの形もほとんどがセットプレー。流れの中から崩す形は見られず、最後もパワープレー頼み。いくら強豪でも、1点取ってしまえば引いて守ることも十分予想できること。カウンターだけの攻め手不足も露呈してしまいました。


というわけで、様々な課題が噴出したハリルホジッチ監督の目指すサッカー。良い面が出たオーストラリア戦と、課題が多く出たこの試合を経て、改善してもらいたいもの。縦に早い攻撃と、保持して崩す攻撃は、両立できないものなのですかね?


試合採点

ハッスル度 5.5

見応え度 6

名勝負度 6

満足度 5

これではもたない度 7