大会:FPFアルガルベカップ 2018
結果:日本 2-6 オランダ
場所:テレビ観戦
敗戦は悪い事ではない。反省材料が見え、課題を次に繋げればいい。しかし、ただ打ちのめされるだけの大敗は、選手の自信を失うだけ。
北朝鮮戦からそんな惨敗を2試合続けてしまった高倉監督。自身の口から「前進している」と聞かれましたが、「本当ですか?」と聞きたくなります。
確かに就任当初は期待感もありました。アンダー世代で結果を残し、特にU-17のワールドカップではサッカーの内容も良かった。しかし、くしくも解説の大野選手がコメントしていました、「アンダーとフル代表は別物」と。もちろん選手に対してのコメントですが、監督にも当てはまること。
佐々木ジャパンの何が良かったと言えば「組織的な守備」。前線から追い込んで中央で奪う守備が、体格差のある相手に対し日本の生命線でした。敗戦原因に「フィジカル」を上げるのならば、もっと違った人選があるのでは?
メダルラッシュに沸いた平昌オリンピック。しかし降って沸いたメダル獲得ではなく、羽生選手も小平選手もカーリング女子も、数年前から結果を残していたメダル候補。なでしこジャパンが本気で東京オリンピックでメダルを狙うのならば、現時点でメダル候補になってないと遅いくらい。
第2グループからの脱落も見えてきた今、問われるのは選手でも監督でもなく、サッカー協会の本気度。
試合採点
ハッスル度 4
見応え度 4.5
名勝負度 4
満足度 4
崩壊寸前度 7
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