大会:FPFアルガルベカップ 2018
結果:日本 2-1 アイスランド
場所:テレビ観戦
大敗のショックから立ち直れずに、ズルズルと尾を引くことはよくあるので、勝ち切れたことは一つの収穫。大会の興味をなくさない意味でも、良かったと思います。
ただ10分見れば、負けるような相手ではないことは一目で分かるアイスランド。そんな相手に「なんとか勝てた」内容では、とても改善されたとは誰も思っていないでしょう。
気になったのは、放送内でも度々聞かれた「自由」というフレーズ。日本では「自由」や「流動的」を良しとされている向きもあるのですが、「日本人はポジションを守らない」と語ったモンバエルツ監督の問題提起に繫がる部分。
男子も含めサイドの選手が中央に入りすぎて、渋滞を起こすのは良く見る光景。サイドで勝負できる、川澄選手のようなウインガーがなかなか現れないのも関係あるのように思えます。
何より監督の色や狙いが一番知りたい部分。選手まかせの「自由」では、結果が出ていない現状。活動期間の限られる日本代表で、形や決まり事があった中での「自由」なら良いと思うのですが。選手の組み合わせを試すのにも時間を使い過ぎでは?
そろそろ「これが高倉ジャパンだ」という形を見せて欲しいのです。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5
名勝負度 5
満足度 5
やれやれ度 7
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