日本 vs セネガル

大会:FIFAワールドカップロシア2018

結果:日本 2-2 セネガル

場所:テレビ観戦


柔よく剛を制すサッカー。セネガルの大男達を、ヒラリヒラリと交わす香川選手や乾選手の姿はまるで牛若丸。組織的な守備でマネ選手にも何もさせなかったディフェンス。これぞ「日本サッカー」だと胸を張りたくなるような痛快な試合。


川島選手がポカをするのも、決定的場面を決めきれないのも、いつも通りの事で全ては折り込み済み。それ以上にフリーキックからの得点が多くなっている今大会で、素晴らしい崩しのから2得点を決めた誇らしさ。


何より2度突き放されながら、まったく下を向くことの無かった選手達に、胸が熱くなるくらいでした。


1-2とされた場面で、すかさず本田選手を投入した西野監督。もちろん本田選手のゴールも素晴らしかったですが、2トップへと戦術交代が成功したことも大きかった。今こそ声を大にして言える、ハリルサッカーではこの試合は見られなかったと。


もちろんまだ何も手にしているわけではないですし、勝ち切れた試合であることも確か。試合後の選手達のコメントを聞いても、悔しがっている所に頼もしさも感じます。ポーランド戦の結果がどうなるか分かりませんが、今はただ選手達に「素晴らしかった」と拍手を送りたい。


試合採点

ハッスル度 7

見応え度 7

名勝負度 7

満足度 8

誇らしさ度 8