ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ

大会:なでしこリーグカップ1部 第8節

結果:ノジマステラ神奈川相模原 1-1 INAC神戸レオネッサ

場所:相模原ギオンスタジアム 観衆1228


リーグ戦3位、カップ戦2位と、今シーズンの混戦状況を生み出しているノジマの躍進。その躍進を支えているのが、キーパー久野選手の活躍。ワールドカップを見ていても、格上の相手を倒すのにはゴールキーパーの活躍が必要不可欠。この試合でも再三のファインセーブで、INACにゴールを許しません。


そして驚かされた30分前後のノジマのカウンター攻撃。ボールを持った選手の後方から、3人、4人と追い越していく攻撃は、まるでキャプテン翼の雪崩攻撃。ここでは得点にはなりませんでしたが、その直後の田中選手の先制ゴールに繋がりました。


一方のINAC。高瀬選手をフォワードに戻すなど、得点力不足がここに来て気になるところ。ダイビングヘッドでゴールに飛び込むなど、高瀬選手らしいプレーも見られましたが、交代の一番手。


やはり待たれるのは岩渕選手のゴール。この試合でもポスト直撃のシュートや、鋭いドリブルで十分怖い存在に。それでも日本のエースなら、代表だけでなくクラブの結果にもこだわってほしい。「岩渕選手の得点王争いなくして、INACの優勝はない」くらいでないと。


90分に混戦から島袋選手が押し込み、INACが土壇場で同点に。ノジマの良いところが多く見られた試合でしたが、結果はINACにとって大きな勝ち点1。決勝進出に大きく近づいたINACでしたが、ノジマとの差はほとんどなくなっているようにも見えたのでした。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 6.5

雪崩攻撃度 6.5