大会:JリーグD2 第22節
結果:ジェフユナイテッド千葉 1-3 大宮アルディージャ
場所:フクダ電子アリーナ 観衆11069
順位は8位と13位の対決ながら、クラブ力から見ればJ2屈指の好カード。両チームの特徴として、共にサイド攻撃が挙げられますが、そんなシーンが随所に見られた試合。
先制点は千葉。10分、左サイド深く切り込んだ為田選手のクロスをラリベイ選手が押し込みゴール。大宮に押しこまれていた序盤でしたが、ファーストチャンスをモノに出来たのは大きかった。
大宮の攻撃の起点もサイドから。右サイドからの鋭いクロスをマテウス選手がファインゴール。両チームの特徴が良く現れていた見応え十分の前半。しかし千葉は前線でポストになっていた指宿選手を交代してから、序盤に劣勢に。
69分、大宮は再び右サイドからのクロスを富山選手がトラップ。このボールが高く浮いてしまうのですが、これを見事にジャンピングボレーで逆転。勢いに乗った大宮は2分後に、大前選手のファインゴールも決めて勝負アリでした。
ワールドカップを見ていても、サイドアタッカーの活躍が鍵になる現代サッカー。J1でも中央に密集してしまうサッカーを多く目にするのですが、J2で見応えあるサイドの攻防が見られることは嬉しい限りです。
一時はどうなることかと心配した石井監督も、ようやく波に乗れてきたようでなにより。ベルギーを苦しめた西野監督以前に、レアル・マドリードをあと一歩まで追い詰めた名監督が、フェードアウトされてしまっては困りますから。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 5.5
満足度 6
サイドの攻防度 7
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