日テレ・ベレーザ vs 日体大FIELDS横浜

大会:なでしこリーグカップ1部 第10節

結果:日テレ・ベレーザ 8-0 日体大FIELDS横浜

場所:味の素フィールド西が丘 観衆1091


数年前から続くベレーザの一強時代。しかしサッカーの中身は、昨年までとは明らかに違う。ピッチをワイドに使った、サイドアタッカーが活躍する現代的なサッカー。代表選手8人を要する「ほぼなでしこジャパン」なのですが、サッカーの質はこちらの方が数段上に見えるのです。


その強力な攻撃のタクトを振るう長谷川選手。中央のポジションで伸び伸びプレーする姿は「凄味」を感じるほど。ゴラッソの2ゴールを含めて文句なしのマンオブザマッチ。8得点。様々な選手が特徴を生かしたゴールで、見応えも十分。


最後は岩清水選手までもがゴールを狙いに行くほど、手が付けられない試合展開。ほぼハーフコートゲームになってしまった日体大は、やはり長谷川選手を自由にさせ過ぎてしまいました。


このまま日本代表にしてもいいくらい、自分好みのサッカーをしているベレーザ。どちらかと言うと、高倉ジャパンに近いサッカーをしているのはINAC神戸。この両チームの決勝戦はいろいろな意味で注目。


今のベレーザに足りないものは集客力だけ。西が丘頂上決戦は、ぜひ満員の中でプレーしてもらいたい。決勝は21日。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 7

名勝負度 3

満足度 6.5

長谷川無双度 7