結果:日本 1-3 カタール
場所:テレビ観戦
ダークホースと見られていたカタールに完敗。日本に油断が無かったとは言えないが、やはりこの試合にかける意気込みはカタールが1枚も2枚も上でした。「ワールドカップに出場したことの無い国が、ワールドカップの開催国になれるのか」と、散々揶揄されてきた国の意地が感じられた試合。
3バックで入って来たカタールに対し、日本は大いに混乱。相手選手をつかまえきれずに、フリーでシュートを打たれてしまう状況。ボランチの遠藤選手の離脱も大きく影響しましたが、アルモエズ・アリ選手の決定力はやはり凄かった。
後半に入って日本も立て直し、南野選手のゴールで追い上げムード。しかし吉田選手のハンドでPKをもらい勝負アリ。入場時にエンブレムを落とし、この試合ツキに見放されるのを暗示していたかのようだった吉田選手。
前半の不出来を、後半に修正することが多かった今大会。しかし、ピッチの中でいち早く選手達が気付いて、プレー中に修正できる力は求められるところ。ベンチワークでも、大会通して森保監督の交代カードの切り方も遅すぎる印象。この試合の敗因でもある遠藤選手の不在も、メンバー固定で戦い続けた代償とも言えるのです。
イラン戦では2−0から追加点を奪い、ベルギー戦からの成長も見られましたが、0-2から逆転できるベルギーにはなっていない日本。まだスタートしたばかりの森保ジャパンの、長所と短所が大いに見つかった点では、意義のある大会だったと言えるのではないでしょうか。
東京オリンピックを控える日本にとって、ワールドカップ開催国のカタールの育成・強化の本気度は、見習ってほしいところ。たたやっぱり決勝で負けるのは悔しいの一言。幸い今年はコパ・アメリカという、リベンジの大会がありますが、そう簡単には切り替えられない敗戦となりました。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6
力負け度 7
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