大会:JリーグD1 第2節
結果:ヴィッセル神戸 1-0 サガン鳥栖
場所:ノエビアスタジアム神戸 観衆25172
VIPトリオにトーレス選手。神戸は新たにダンクレー選手も加わり、Jリーグ開幕当初を思い出す華やかさ。ダイナミックプライシングにより、チケット代が何倍にもなろうとも、「見たい」と思わせてくれる対戦カードなのです。
しかし両チームともに開幕戦を落とし、苦しいスタート。神戸の初戦は、右にポドルスキ選手、左にビジャ選手をワイドに張らせた0トップ布陣。それをこの試合ではビジャ選手をトップの位置に変更してきたリージョ監督。
開幕戦同様につなぐパスサッカーは徹底していて、縦に速いカウンター、単純なクロスやパワープレーも一切なし。コーナーキックの半分もショートコーナーでしたから、リージョ監督の哲学のようなものも感じられました。
しかしC大阪戦と違い、中央にビジャ選手がいることで決定機の数は大幅アップ。サイドに流れボールを受けたり、裏をとる動きも流石のプレー。ラッキーな形からの決勝点になりましたが、クオリティの高さが現れていた、ビジャ選手の日本初ゴールでした。
逆に心配なのは鳥栖の方。こちらも攻撃的なスタイルへ転換しているようですが、トーレス選手の欲しいタイミングでボールが来ずに、フラストレー ションを抱えている印象。金崎選手の個人技は光りましたが、チームとしての形はなかなか見えず。新加入のクエンカ選手は故障なんですかね?
スコア的には1-0と地味目の試合でしたが、まぁこれだけのスター選手達を生で見れただけでもお腹いっぱい。しかし神戸と鳥栖の対戦が、Jリーグ屈指の豪華カードになるなんて、数年前には考えられなかったですけどね。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 5.5
満足度 7
華やか度 8
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