結果:日本 3-1 ブラジル
場所:テレビ観戦
アメリカ戦から7人入れ替えてのブラジル戦。前半終了間際に籾木選手のゴールで先制するものの、急造チームの宿命か、パスミス、連携ミスが多く見られた低調な前半。
後半に入るとブラジルの猛攻を受け、ゴール前に釘付け状態。勢いに乗らせると恐ろしいブラジルですが、その一方で諦めるのも早いのは南米チームの特徴。苦しい時間を粘り強く耐え切ったことで、日本に流れを引き寄せることが出来ました。
58分の4枚替えで、前線は全員がベレーザの選手。加えて鮫島選手をサイドバックで起用したことで、前半は0だったサイドバックのオーバーラップで攻撃に厚みが生まれます。鮫島選手個人の判断だけではなく、チームとしてサイドバックの攻撃参加は、もっと増やして欲しいところ。
システムも4−2−3−1に変更してから、小林選手、長谷川選手と2得点。しかし、せっかくベレーザの選手で揃っているなら、普段やっている4-1-4-1の方がやりやすいだろうとは思いますが。
ベレーザの選手達に、杉田選手が加わった攻撃の連携は、目を見張るものがあります。ようやく「黄金世代」と呼ばれた選手達が、その実力を発揮できるようになって嬉しい限り。しかし、高倉監督が「発掘」を目的にしているのなら、前半の選手達だけでも、これくらいの内容は見せて欲しかったですけどね。
次節はなんとイングランド戦。ワールドカップで対戦が決まっている相手と、この時期に対戦するのはちょっと聞いたこがありません。しかもタイトルマッチになるかもしれないシチュエーション。日本はこれまでのスタンスで、色々な選手を試すでしょうが、どれだけ手の内を見せるのか、隠すのか。非常に興味深い前哨戦になりそうです。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6.5
耐えた度 6.5
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