日テレ・ベレーザ vs AC長野パルセイロL

大会:なでしこリーグカップ1部 第1節

結果:日テレ・ベレーザ 0-3 AC長野パルセイロL

場所:味の素フィールド西が丘 観衆640


なでしこリーグのカップ戦。現在日本代表組はヨーロッパ遠征中。招集選手は長野の横山選手1人に対し、ベレーザからはなんと9人。怪我人も抱え、半数以上が下部組織のメニーナからの選手構成。若手にチャンスを与えるカップ戦でもありますが、あまりに別チーム過ぎて逆に興味も湧いてきます。


ベレーザは岩清水選手をボランチで起用。しかしこの采配は機能したとは言えず、攻撃の形を作れない前半。やはり田中選手一枚だけだと長野も守りやすく、追い越すプレーや囮になる動きも少ないので、流石に「若さ」が感じられました。


逆に長野は37分、ワンツーでの中央突破から國澤選手が先制ゴール。54分には裏に抜け出した滝川選手が冷静に決めて、試合を有利に進めます。


後半途中から岩清水選手をセンターバックに戻し、ようやくベレーザもリズムを作れるようになりましたが、長野の堅守を破ることは出来ず。アディショナルタイムのラストプレーで、濱本選手がドリブルからのゴラッソゴールを決めて、長野の完勝となりました。


ベレーザの完敗を見るのも実に久しぶり。ただ代表選手が9人抜けた「ほぼメニーナ」とも言えた今日のメンバー。それでも技術の高い若手が揃うベレーザが、有利ではないかと予想していた試合前。しかし、そこは長野も意地と実力差をしっかり見せてくれたことに、少しほっとした気持にもなりました。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 5.5

名勝負度 5.5

満足度 5.5

ほぼメニーナ度 6.5