大会:AFCチャンピオンズリーグ2019
結果:浦和レッズ 0-1 全北現代
場所:埼玉スタジアム2002 観衆20118
ACLで日本勢は、全北現代、広州恒大にやられてるいる印象が強いですが、その中で浦和はこの2クラブにも名前負けしていないACLでの実績。ただいかんせん直近のチーム状況が良くないだけに、一方的な展開も予想された試合前。
3バックに戻してきた浦和。予想通り全北に押し込まれる展開が続き、ほとんど5バック状態。まるでアウェーで戦っているような状態でしたが、西川選手のファインセーブなどで無失点で踏み止まります。
浦和の初シュートがようやく見られたのは30分過ぎ。左サイドからのクロスに武藤選手が頭で合わせたもの。「一本のシュートが流れを変える」とはよく言いますが、ここから浦和はボールキープできるようになり、試合の主導権を握れるようになりました。
森脇選手や武藤選手のシュートなど、ここ最近ではないくらい、得点の匂いが感じられた後半。しかし浦和ペースだった77分、アドリアーノ選手に決勝ゴールを決められ痛恨の敗戦。苦しい展開でもワンチャンスを決められる外国人選手。得点欠乏症の今の浦和に最も必要なピース。
特にACLで優勝を狙えるようなチームには、強力な助っ人ストライカーは必須。去年の鹿島のセルジーニョ選手や、2年前の浦和のラファエル・シルバ選手。内容的には上向きの兆しが見えただけに、ここから浦和が再浮上できるかは、ストライカーの覚醒にかかっているのではないでしょうか。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5
得点欠乏症度 6.5
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