結果:ジェフユナイテッド千葉 0-0 大宮アルディージャ
場所:フクダ電子アリーナ 観衆13656
平成最後のJリーグ観戦は千葉 vs 大宮。試合前はジェフ千葉の平成名勝負、J1時代の試合や伝説のFC東京戦などがスクリーンに流されて、懐かしかったですけどね。
試合は前半から膠着した展開。千葉はサイド攻撃を封じられて、攻め手に苦しむ状況。大宮も決定的な場面を作りますが、シュートがポストに弾かれたり、千葉ディフェンスに掻き出されたり、運も味方してくれません。
大宮が決めるところを決めていれば、3ー0くらい点差が開きそうな試合ではありましたが、千葉の堅守もありスコアレス決着。7分あったアディショナルタイムの攻防では、それなりに盛り上がった試合でもありました。
とは言うものの、この試合を集中して見ることは不可能でした。その理由は、近くの座席に大音量で野次を発し続ける「野次オヤジ」が出現したため。どのスポーツ会場でも野次を飛ばす人はいるのですが、この日のソレは別格のモンスター級。満員だったフクアリで、その人の周りに空席が目立つようになるほどの迷惑さ。
野次の中身は「前に攻めろ」「シュートを打て」「下手くそ」の3パターン。試合の流れはまったく関係なく、ただひたすらに怒号を浴びせ続けるだけ。言ってる本人はストレス解消になるでしょうが、こっちのストレスは半端ない。もちろんユーモアやセンスは皆無なので、たまったものではありません。
スポーツ観戦には色々な楽しみ方があるのですが、野次を嗜む人に言っておきたいことが一つだけ。野次は肝心の選手には届かず、周りのお客さんにはよく聞こえるもの。そしてその言っている内容によって、あなたの「野次センス」を評価されていますからお気をつけて。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 4.5
名勝負度 5
満足度 2
野次オヤジ度 10
0コメント