結果:日本 2-2 ウルグアイ
場所:ネット観戦
2018年のスポーツの中で、個人的に面白かった試合ベスト5に入るのが、キリンチャレンジカップのウルグアイ戦。中島・南野・堂安選手が躍動し、「新BIG3」のネーミングまでついた記憶に新しい一戦。その試合に引けを取らないどころか、それ以上の面白い試合を見せてくれた今日のウルグアイ戦。
前線は岡崎選手をワントップに、中島・安倍・三好選手と並ぶ三枚。この三人の躍動感は、「新BIG3」に負けず劣らず、さしずめ「新・新BIG3」と呼びたくなるほどワクワクするプレーを披露。その中でも中島選手の推進力は、ウルグアイディフェンスですら手を焼くほどの痛快さ。
25分の先制点は、柴崎選手の素晴らしいサイドチェンジから、三好選手がドリブルで持ち込みそのまま豪快シュート。中央にも2枚しっかり入っていたことで、組織で崩したと言っていいパーフェクトなゴール。
59分には左サイドの突破から、こぼれ球を三好選手が再び押し込みゴール。VARでの不可解なPK判定で同点にされた後も、気落ちすることなく攻め続け、カバーニ選手の決定的なシュートを、川島選手がスーパーセーブで止めたことで生まれた2得点。
チリ戦からの好調ぶりも目立つ柴崎選手に加え、岡崎選手も「らしい」プレーが随所に見られ、ベテラン選手達の存在感も十分に発揮。若い選手の躍動感と、ベテラン選手の安定感が見事にマッチした日本。本気のウルグアイを相手にこれだけの試合が出来たのも、納得のチーム力なのでした。
しかし70分以降はさすがに消耗し、防戦一方の展開。久保選手を早く使って欲しいのもありましたが、それでも逆転ゴールは許さずドロー決着。コパ・アメリカという「大会」という意味でも、決勝トーナメント進出も見えてくる、大きな勝ち点1を獲得。
毎回これだけ好ゲームになるのは、やはり相手のウルグアイによるところも大きいように思います。ある程度日本にボールを持たせ、鋭いカウンターで点を取るウルグアイのスタイルが、日本のサッカースタイルとも相性が良く、お互いの良さが引き立つサッカーになるのかもしれませんね。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7.5
名勝負度 7
満足度 7
噛み合う度 7
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