川崎フロンターレ vs サガン鳥栖

大会:JリーグD1 第18節

結果:川崎フロンターレ 0-0 サガン鳥栖

場所:等々力陸上競技場 観衆22533


基本的に僕の中でスポーツ観戦は雨天中止。ドーム球場など屋根がしっかりしているスタジアムなら別ですが、お金を払ってずぶ濡れになりながらの観戦は悲しくなるばかり。これから屋根無しスタジアムを作ろうとしている関係者がいるならば、必ず1度は「ずぶ濡れ観戦」を経験しておくことをおすすめします。


しかし今回はトーレス選手が出場する鳥栖戦。引退を表明して、首都圏内で試合が見られるのもこれが最後。そりゃ雨だろうが何だろうか、見に行かないわけには行きません。


いまだに「あのフェルナンド・トーレス」がJリーグでプレーしていることが信じられないのですが、さすがに衰えは隠せなくなっているのも事実。もともとイニエスタ選手のように華麗なプレーヤーではないので、消えてしまう時間が多くなってしまうのも残念。


2得点した前節のように、もっとアーリークロスを入れればと思いながらも、結局見せ場はほとんど作れず53分に途中交代。それでも等々力陸上競技場は大きな拍手。川崎サポーターからも暖かい拍手が送られていたのには、嬉しい気持ちになりましたよね。


その後は一進一退の攻防が続きましたが、そのままスコアレスドロー決着。事前の予想に反して川崎の一方的な展開ではなく、決定機の数では鳥栖の方が多かったくらい互角の試合。鳥栖の善戦に驚きもありましたが、まぁ選手の質では、川崎にも見劣りしないタレント軍団なんですけどね。


ずぶ濡れの雨の中、スコアレスドローという決着に、ますます体が冷え切ってしまった試合なのでした。


試合採点

ハッスル度 4

見応え度 4.5

名勝負度 5

満足度 4

ずぶ濡れ度 7