大会:JリーグD1 第19節
結果:湘南ベルマーレ 3-1 ヴィッセル神戸
場所:Shonan BMWスタジアム平塚 観衆14246
15位の湘南と14位の神戸の対決。一時期関東では、イニエスタ選手は永遠に見られないのではと思ったこともありましたが、FC東京戦につづいての先発出場。
先制点はそのイニエスタ選手から。ゴール前でキーパーからボールを受けると、前線への40メートルロングフィード。それを古橋選手が絶妙なトラップから豪快ミドルを決めて神戸が先制。どんなにゴールから離れた場所にいても、得点に直結するパスを出せるイニエスタ選手。改めて恐るべし。
しかし試合の主導権を握っていたのは湘南。前半からチャンスの数も多く、セットプレーに工夫が見られるのも湘南らしい。手数の少ない早い攻撃で神戸ゴールを脅かし、逆に神戸はカウンターを狙うしかない試合展開。
そして69分、湘南は右サイドから突破した折り返しを、山崎選手が押し込み同点。73分には神戸のミスからボールを奪った杉岡選手が、そのままゴラッソゴールを決めて逆転に成功。
ゴール前のポカで、度々勝てる試合を落としてきた神戸。ベテランの西選手までがこうゆうミスをしてしまうのは負の連鎖なのか? いずれにしろゴール前での軽いプレーがなくならない限りは、厳しい状況は変わらないでしょうね。
78分にはセットプレーからフレイレ選手が追加点を決めて勝負アリ。「湘南らしい」サッカーで会心の勝利となった湘南。一方いまだに「神戸らしい」サッカーが見えてこない神戸。監督交代ブーストの効果も切れ、交代カードでも効果的な采配を見せられていないフィンク監督。神戸の苦境はまだまだ続きそう?
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6.5
ブースト切れ度 6.5
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