大会:三菱電機ワールドチャレンジカップ2019
結果:日本 50-36 韓国
場所:武蔵野の森総合スポーツプラザ
パラリンピックまで1年となった、今年の三菱電機ワールドチャレンジカップ。最終戦の相手はてっきりオーストラリアだと思い込んでいただけに、韓国だと知りびっくり。3チームが2勝1敗で並んだために、ポイント差でどうやら決勝ではなく3位決定戦。その辺の情報は試合前に一切教えてくれないんですけどね。
試合は序盤からロースコアな展開。エースの香西選手と藤本選手は1クォーターづつ交互に出場し、チームを引っ張る形。ゴール下は激しいぶつかり合いが見られましたが、日本、韓国ともにシュート決定率が上がらずに、スコアボードが止まったままの時間も多くなっていました。
第3Qが終わった時点で34-29と、日本の5ポイントリードと接戦。試合時間残り5分、ここで日本は初めて香西選手と藤本選手のダブルエースを同時投入。そしてあっという間にリードを2ケタに広げると、「お役御免」といった形でベンチに戻っていく両選手。恐るべし日本のダブルエースの破壊力。
ってな感じで、多分にテストマッチ感が感じられた最終戦。それでも2階席まで多くの観客で埋まった武蔵野の森アリーナ。日本にもプロバスケットリーグが生まれ、バスケットを身近に観戦する人が増えている状況は、確実に車イスバスケにも波及しているのでしょうね。パラリンピックの花形種目の車イスバスケ。一年後、このアリーナが満員の中で試合が見られることが、今から楽しみなのです。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 5
名勝負度 5.5
満足度 5
ロースコア度 6
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