結果:鹿島アントラーズ 1-1 広州恒大
場所:県立カシマサッカースタジアム 観衆13835
初戦がスコアレスドローだったため、浦和とは違い引き分けではダメな鹿島。Jリーグ、ルヴァン杯と強度の高い試合が続いていて、負傷者も続出。特に三竿選手の負傷は痛かった。それでも、その穴を感じさせないくらい絶好調なのがレオシルバ選手。この試合でも守備に攻撃にとマンオブザマッチの活躍ぶり。
広州恒大はラフなプレーが多く、イエローカードが飛び交う展開。レオシルバ選手やセルジーニョ選手のシュートで広州ゴールを脅かしますが、枠を捉えず。逆に40分、コーナーキックからタリスカ選手がドンピシャヘッドでゴールに突き刺し、広州恒大が先制。
しかし鹿島は51分、相手のパスミスからレオシルバ選手がシュート。これがセルジーニョ選手に当たり、軌道が変わってそのままゴール。後半開始早々に同点に追いついたことで、俄然勢いに乗った鹿島。
両サイドを使いながら、怒涛の攻勢を続けましたが、中央を厚くして最後の所で体を張る広州ディフェンス。なぜかこの試合、センターバックのチョン・スンヒョン選手にシュートチャンスが多く訪れたのですが、どれもヒットせず。
60分過ぎくらいからは広州恒大も時間を使い出し、逃げ切り体制。時間稼ぎは相手が1点取った時点でブーメランで自分に返ってくるので、あまり良い作戦とは思いませんが、さすがに残り10分を切ると鹿島も焦りの色は見えて来るもの。
アディショナルタイムのラストプレー、レオシルバ選手がゴールに迫った時には、さすがに立ち上がっちゃいましたけどね。
結局このシュートを防がれ、広州恒大が逃げ切り成功し、鹿島の2連覇の野望もここで終了。ACLが東西に分かれてから、Jリーグ勢の準決勝対決はある種の最高到達点だと思うので、それが叶わず非常に残念。今シーズンのアジア制覇の行方は、浦和に託すこととなりました。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6.5
逃げ切られた度 7
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