大会:B1リーグ 第21節
結果:サンロッカーズ渋谷 74-76 琉球ゴールデンキングス
場所:青山学院記念館 観衆3683
渋谷と琉球の対戦は、立ち見で溢れるほどの大盛況。表参道という最高の立地の渋谷のホームアリーナですが、大学の体育館を利用しなくてはならない、東京の淋しいアリーナ事情。東京にホームアリーナを作ろうとする動きもありますが、これだけの活況ぶりであれば期待も高まりそう。千葉ジェッツに続いて、クラブが自前のアリーナを持つ流れが生まれればいいですけどね。
前日も延長までもつれ込んだこの対戦は、この試合でも接戦の展開。第1Qから渋谷がリードする形で試合は進みますが、3ゴール差以上は開くことなく常に一進一退の攻防。
ジャクソン選手のゴール下での強さを生かして、得点を積み上げていく渋谷。琉球も並里選手を中心に、ダイレクトを使った流れるようなパスワークで渋谷ディフェンスを崩します。それでもシュートの決定率の差で渋谷が常にリード。
琉球の岸本選手のドリブルテクニックや、渋谷の山内選手の3Pやドライブなど、個人スキルでも見せ場が多く見応え十分。両チームの良いプレーが随所に見られ、僕のような中立のファンにとっては最高の試合展開。
第4Qに入ってもリードを保っていた渋谷でしたが、終盤でのアンスポーツマンファウルなども響き、残り30秒で72-74と琉球がついに逆転。残り3秒、逆転をかけたケリー選手の3Pシュートは決まらずタイムアップ。残り0秒まで勝負の行方が分からない、ハラハラの展開はバスケットならではですね。
相変わらず渋谷のマスコット「サンディー」の、ファンサービスぶりも素晴らしい。試合内容・サービス共に、満足度の高い興行が増えていると感じるBリーグなのです。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
スキルフル度 6.5
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