ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ

大会:JリーグD2 第6節

結果:ジェフユナイテッド千葉 1-2 東京ヴェルディ

場所:フクダ電子アリーナ 観衆2698


2月以来のスタジアム観戦。スポーツ観戦やエンターテインメントが、「日常」ではなくなってしまった現在。さすがにアンセムに乗って選手が入場して来た時には、胸にくるものがありましたよ。今まで以上に後悔のないよう、行ける時には出来る限りの試合を観戦に行こうと、決意を新たにした中断期間だったのです。


今シーズンから実績十分の、ユン・ジョンファン監督になった千葉。スタイル的にはエスナイデル監督のサッカーよりも、「千葉向き」な感じもしていますが、監督選びに一貫性がないのもまた、千葉らしいと言うべきか。


そんな千葉のホームゲームですが、主導権を握ったのは東京V。両サイドがピッチいっぱいに広がり、密集させておいて逆サイドへとサイドチェンジ。左右に揺さぶられる千葉ディフェンスは、意識をサイドに持って行かれる分、中央へのクサビも入りやすい。


34分にはクロスの競り合いから、千葉がファールを取られPK。これを端戸選手が左隅に決めて東京Vの先制。スタジアムには千葉サポーターしかいませんから、ほとんどノーリアクションなのも特殊な現状ならでは。43分には川又選手がおとりとなって、船山選手の決定的なシュートがありましたが、前半千葉のチャンスはこの1本。


後半頭から2前替えの東京V永井監督。交替枠が5枚に増えたことで、明らかに試合が面白くなっている今のJリーグ。終盤での逆転劇が増えるなど、積極的な交替カードが試合を活性化していること間違いなし。


73分、千葉はロングスローの流れから、最後は山下選手が押し込み同点。しかしその5分後、東京Vは左サイドからの鋭いクロスを端戸選手が頭で合わせる。それがループシュートのような形となり、キーパーの頭上を超えて決勝ゴール。


千葉も終盤、櫻川選手を投入してパワープレー気味にゴールを目指しましたが、ボールの起点をしっかり潰しに来る東京V。アディショナルタイムのラストプレー、ペナルティエリア手前からフリーキックのチャンスも、味方には合わずタイムアップ。終始試合の主導権を握っていた東京V。U-17代表監督だった吉武さんがコーチに加わり、今年の注目クラブの一つでしたが、この試合を見てますます要チェックなクラブなのです。


上限5000人のスタジアムは、もちろん声を出しての応援禁止。選手やベンチからの声が聞こえて、JFLや地域リーグの試合にも似た環境。座席周りも広く使えるので、けっこう快適。それでもサッカースタジアムの醍醐味は、やはりサポーターが作りだす「熱」。以前のスタジアム環境が一日でも早く戻ってくることを、願ってやまないのです。


試合採点

ハッスル度 5.5

見応え度 5.5

名勝負度 6

満足度 5.5

スタジアム観戦復帰度 7