大会:JリーグD3 第12節
結果:藤枝 1-0 鹿児島
場所:藤枝総合運動公園サッカー場 観衆735
Jリーグにも秘境スタジアムはあるものの、試合開催日はシャトルバスが運行されるなど、それほど苦労することは少ない。本当に不便なのは、なでしこリーグや地域リーグなど、自力で行くしかない場合のスタジアム。しかし、Jリーグでも現在の状況下で、シャトルバスの運行を取りやめているクラブも。一気にアクセスの難易度はアップ。久しぶりに秘境スタジアムへ行く大変さを、思い出しましたよ。
藤枝サポーターが歌う、チャントの「録音」が流れるスタジアム。なかなかなシュールな環境の中、試合開始早々に藤枝はカウンターから久富選手がゴールを決めて先制。開始1分、藤枝のファーストアタックでのゴールに、多くの得点が入りそうな予感もした立ち上がり。
しかしその後は一進一退の展開。藤枝はここぞの場面でボールを奪いにいくプレッシング効いていて、高い位置でボールを奪うと一気にゴール前まで速攻。決定的な場面も何度か作りましたが、最後のシュートは枠をとらえず。
鹿児島はキーパーも加わり、ゴール前から繋いでいくサッカー。しかし、どうにもこれが不安定。藤枝のプレッシャーに押される形で、結局最後は相手へのプレゼントパスに。この形から藤枝は何度もシュートチャンスをプレゼントしてもらえましたが、これを決めきることが出来ず。もっと早い段階で試合を決定づけるチャンスのあった藤枝。
チャンスを外し続けると、必ず相手に流れが変わるのがサッカーの常。鹿児島は71分にニウド選手を投入すると、前線に起点が出来るように。77分にはニウド選手の折り返しを、馬場選手がボレーシュートを放つもゴールならず。
結局両チームともに、決定期を決めきることが出来ずタイムアップ。開始1分のゴールがそのまま決勝点に。ファーストアタックがあっさり決まったと思えば、その後は打てどもゴールが遠い展開になるんですから、つくづくサッカーは不思議なものです。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5
名勝負度 5.5
満足度 4.5
ファーストアタック度 6.5
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