大会:2017 Tournament of Nations
結果:日本 0-3 アメリカ
場所:テレビ観戦
実況アナウンサーが「現在」と「良い時代」の違いを尋ねるやりとりがありましたが、解説の永里さんの答えは「技術は今の選手のほうがあるが、経験が足りない」という旨。
確かに一見上手いように見える今の選手達。しかしその技術は「本物か?」と思う場面もたびたび目にします。例えばファーストタッチ。オーストラリアやアメリカの選手が、ファーストタッチで日本ディフェンダーを置き去りにしたのに対し、一歩目で相手に囲まれてしまう日本。
櫨選手の決定機のように、ファーストッタッチ次第でシュートまで行けるわけで。その辺の技術は日本にあるようで無い。アメリカは無いようであるんですよね。
「弱い相手に上手くても、相手のレベルが上がると技術を発揮できない。それは技術があるとは言えない」。と解説者の川勝さんの言葉で聞いたことがありますが、今の日本はそんな感じ。
プレッシャーの中で、どれだけ技術を発揮できるか。こういう強い相手と経験することはもちろん、やっぱり普段の「なでしこリーグ」の中でどれだけハードにやれるか。上位グループから完全に脱落した今、テクニック重視の選手選考も考え直す必要があるのかも。
試合採点
ハッスル度 4
見応え度 5
名勝負度 5
満足度 4.5
ファーストタッチ度 5
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