「する場所」から「見る場所」へ。スタジアム・アリーナ改革日本のスタジアムの多くは、スポーツを「見る場所」ではなく「する場所」。かねてからそういう感想を抱いていました。これから作る新国立競技場の基本方針も「アスリートファースト」。この根本的な発想が「観戦者ファースト」へと変わらない限り、「するためのスタジアム」は増えていく一方でしょう。そんな中、スポーツ庁からスタジアムに関する画期的な指針がリリースされました。それが「スタジアム・アリーナ改革指針」。内容を要約すると、スタジアムやアリーナを、「する場所」から「見る場所」に変えていきましょうと言うこと。スタジアムの多くは自治体所有のもの。それだけに、国がこのようなビジョンを打ち出したことは非常に画期的。当たり前のことなのですが、当たり前でなか...04Jan2017コラム