2017年名勝負 ベスト5WBC準決勝敗退、相撲界の不祥事、そして日本サッカーE-1選手権での惨敗など。日本を代表するスポーツでの暗い話題が続いた2017年。特に年末に残念なことが多かっただけに、後味の悪い1年になってしまいました。「苦しい状況とは高くジャンプするためのしゃがみこみ」とは岡田さんの言葉。日本スポーツが大きくステップアップするための、糧となる1年だったと思えたらいいですね。2018年はビッグイベントが目白押し。2月の平昌オリンピックをかわきりに、フットサル、なでしこジャパンのアジアカップ。そして6月14日に開幕するロシアワールドカップが何といっても最大の目玉。現在日本代表の期待値は落ちるところまで落ちています。2010年の岡田ジャパンも似た状況...30Dec2017コラム
選手の価値を傷つけた男女代表監督女子は怒号が浴びせられ、男子はブーイングの嵐。しかしその怒りの矛先は、選手ではなく監督に向けられるべき。高倉監督とハリルホジッチ監督。共に試合後には選手の不甲斐なさを嘆くコメントが聞かれますが、「一番不甲斐なく見えるのはあなた達ですよ」と言いたい。女子の北朝鮮は昨年の3月に快勝。男子の韓国はライバルながら6年間負けていなかった相手。ともにあれほどの惨敗を喫するような力関係でないことは明らか。それはそのまま現監督の力量を表す結果と言えるのです。ハリルホジッチ監督のサッカーは「弱者のサッカー」。自分の戦術に選手を当てはめるタイプ。しかし代表に呼ばれるレベルの選手は、普段「弱者のサッカー」をしているはずがありません。川崎のパスサッカーなど...18Dec2017コラム
日本 vs 中国大会:EAFF E-1 サッカー選手権 2017結果:日本 2-1 中国場所:テレビ観戦立ち上がりからテンポの良いパス回しで、期待感を抱かせる試合の入り。しかし大島選手が負傷交代してしまったことで、いつものハリルジャパンに逆戻り。裏を返せば大島選手がリズムを作っていたとも言えるのですが、ケガをしないことも一流選手の条件ですからね。北朝鮮戦同様、攻撃の突破口が見出せないまま84分。ようやく生まれた小林選手の先制ゴール。「Jリーグ選抜」とも呼ばれるこのチーム。だったらJリーグMVPが決めてくれないと困るでしょ。トップもサイドも出来るユーティリティプレイヤー。今の日本には貴重です。昌子選手のゴールにはビックリさせられましたが、モヤモヤした...12Dec2017日本代表