U-19なでしこ vs U-19北朝鮮大会:AFC U-19女子選手権中国2015 決勝結果:U-19日本 0-0(PK4-2) U-19北朝鮮場所:ネット観戦決勝戦の相手は北朝鮮。どのカテゴリーでも、アジアの舞台では必ず日本の前に立ちはだかる強豪チーム。来年のU-20女子ワールドカップの決勝戦がこのカードでも、何ら不思議ではないほど、世界トップレベルの戦いを見せてくれました。高倉監督に変わってから、「攻守にアクションするサッカー」のお手本のようなスタイルで、ボールポゼッションと組織的な守備は、他を寄せ付けません。アメリカを3-0で一蹴したり、男子学生相手にも勝ってしまうほど、最強世代の呼び声高いチーム。「日本代表」と名のつくチームで、これほど楽しいサッカーを見せてくれ...29Aug2015ユースサッカー
U-19なでしこ vs U-19中国大会:AFC U-19女子選手権中国2015結果:U-19日本 3-2 U-19中国場所:ネット観戦U-17の優勝メンバーだけでなく、前回大会の敗戦を経験している選手もいるU-19世代。若くして栄光と挫折を経験しているところに、この世代が最強世代と呼ばれるゆえんではないでしょうか。ここまで危なげなく勝ち進んできましたが、3戦目にして初めてのベストメンバー。総入れ替えしたウズベキスタン戦でも、ほとんど戦力が落ちない所に、このチームの層の厚さが伺えます。なでしこリーグでもレギュラーを張る選手も多く、フル代表経験者までいるわけですから、実に豪華なメンバーです。そして、驚かされるのは選手達の技術の高さ。相手のプレッシャーがこようとも、慌てる...22Aug2015ユースサッカー
「アスリート第一」から見えてくる、日本のスポーツ観戦文化先日発表された、新国立競技場の建設計画見直し案。その第1項の「アスリート第一」という基本方針に、どうしても違和感を感じてしまうのです。現在の日本にも数多くのスタジアムが存在していますが、その中で、スポーツを「観戦」することに、徹底的にこだわったスタジアムがどれほどあるでしょうか。そのほとんどが、陸上と球技の「兼用スタジアム」。傾斜が緩く、屋根が無いのは当たり前。一番見やすいとされる中央の座席を潰して、聖火台やスコアボードを配置している所まであります。この構造のスタジアムが珍しくない所に、スポーツを「見る場所」ではなく、「する場所」としての考えが見えてくるのです。映画を見るなら映画館、芝居を見るなら劇場、そしてスポーツを見るならスタジ...18Aug2015コラム
日本 vs 中国大会:EAFF東アジアカップ2015 結果:日本 1-1 中国 場所:テレビ観戦ピッチリポーターの永島さんが試合後に、「このクオリティーの試合を3戦してたら優勝できた」とコメントしていましたが、とてもそうは思えないような内容でのドロー決着。ハリルホジッチ監督が結果と内容を求めた東アジアカップは、どちらも手にすることができずに、最下位で幕を閉じることとなりました。唯一の救いだったのは武藤選手の同点弾。3戦通して初めてサイドバックが前線に抜け出すという、見事な形でのゴールでした。この日初先発だった米倉選手は、再三積極的な攻め上がりでサイド攻撃に関わり、守備面でも体を張って目立つ活躍を見せてくれました。しかしその米倉選手は27歳で、得点を...09Aug2015日本代表
なでしこジャパン vs 中国大会:EAFF女子東アジアカップ2015 結果:日本 2-0 中国 場所:テレビ観戦東アジアカップの最終戦は、中国との最下位争いとなってしまいました。ワールドカップではベスト8の実力を見せた中国でしたが、この日の試合はほとんど怖さを感じることなく、終盤に足が止まった所を、横山選手、杉田選手がゴールを決めて初勝利を飾りました。結果こそ2-0というスコアになりましたが、横山選手が決めた得点は後半43分。それまでは、決定機をなかなか決めきれずに重苦しい展開が続いていました。それでも前の2試合よりは、素晴らしい攻撃の形も見られましたし、ディフェンス陣も田中明日菜選手を中心に、まとまった守備が出来ていたように思います。杉田選手のシュートの上手...08Aug2015なでしこジャパン
日本 vs 韓国大会:EAFF東アジアカップ2015 結果:日本 1-1 韓国 場所:テレビ観戦「日韓戦」と言えば、日本人が体験できる数少ない本物のダービーマッチ。お互いに負けたくない気持ちがぶつかり合う、熱い試合が多いのですが、その「熱量」が年々下がっているのも気になる所です。この試合はどうなるでしょうか? 初戦の北朝鮮戦より5人入れ替えての第2戦です。前半から主導権は韓国が握り、日本はリアクションサッカーになってしまいます。ハリルホジッチ監督に変わってから、日本のポゼッション率は低くなっているのですが、アジアクラスでこの程度だと、強豪国相手ではどうなってしまうのでしょうか。ほとんどチャンスが無かった苦しい展開でしたが、そんな中で生まれた山口選手...05Aug2015日本代表